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プレスリリース
2006年5月26日発表分 |
民間宇宙事業の発展を目的とした第 1 回ハインライン賞の賞金 500,000 ドル , 受賞者は、ピーター・H・ディアマンディス博士に決定 |
テキサス州ヒューストン (2006 年 5 月 25 日 ) - 第一回のハインライン賞はピーター・H・ディアマンディス博士に贈られることがロバート・ A ・ハインライン/ヴァージニア・ハインライン賞財団理事により本日発表された。ハインライン賞は民間宇宙事業において実用的な成果をあげた 人たち に賞を授与する目的で設けられたものである。ディアマンディス博士は 2006 年 7 月にテキサス州ヒューストンのセントレジスホテルで行われる晩餐会兼授賞式の席において表彰され、 500,000 ドルの賞金及びハインライン賞記念金製メダル・ Lady Vivamus Sword (ハインラインの著作「栄光への道( Glory Road )」に描かれている剣)・表彰状が贈られることとなる。
ハインライン財団の理事兼実務担当者で、著作活動も行うアート・デューラ氏は「ディアマンディス博士の業績は宇宙居住構想及び民間宇宙事業の 先駆 となりました。」「ディアマンディス博士は豊かで皆が誇りに思えるような未来を築き上げんとする世界中の人々や組織による宇宙活動の媒体の役割を果たしているのです」と語る。
ディアマンディス博士は民間宇宙事業の分野におけるパイオニアであり、リーダーでもある。過去 25 年間にわたり、博士は営利目的及びそうでないものも含め多くの先進的な宇宙関連組織を設立してきた。ディアマンディス博士は特にXプライズ財団の創始者及び理事長として最もよく知られている。このXプライズ財団におけるアンサリXプライズ(賞金額 1000 万ドル)は民間宇宙航空産業誕生の起点ともなったのである。
ハインラインの筆による作品は小説・短編ストーリーや雑誌・新聞への寄稿などを合わせて 100 本以上に及ぶ。また、ヒューゴー賞を 6 度も獲得し、彼の作品は 4 度の映画化・ 5 度のテレビドラマ化を果たしている。宇宙において人類が行う事業の有益性はハインラインの作品の中で最も広く扱われているテーマである。ハインラインの作品のほとんどはニール・アームストロングが初めて月面に着陸する以前に執筆されたものである。彼はそのようなことが非現実的であり不可能であるという当時の世論にも動じず、宇宙での活動を扱った作品を執筆し続けていたのである。
彼の作品を読んで育った多くの人たちが人類の宇宙への進出に多大な貢献をしてきたことも見逃せない。今日彼らの多くがロバート・ハインラインやその作品の影響から宇宙に関する仕事に関わるようになったと証言している。
ディアマンディス博士はこのように語る。「ハインラインの作品が私のキャリアにおいてインスピレーションとなり 私を現在の地点まで進ませてくれた ことは疑いのない事実です。」「特に彼の中編小説である『 月を売った男 ( The Man who Sold the Moon )』は私が好きな作品です。」「実際に私はアンサリXプライズを授賞することとなった 2004 年 10 月 4 日のスペースシップワンの飛行においてその小説を積荷の一つとして入れたぐらいです。」
ディアマンディス博士の民間宇宙事業に対する功績はマサチューセッツ工科大学 (MIT) において分子遺伝学を専攻する大学生であった頃に遡る。 1980 年に当時学生であった博士は「宇宙探査・開発学生連盟 (SEDS) 」を創設したのであるが、これは後に学生レベルの宇宙関連団体としては世界最大のものとなったのである。その後 MIT において航空宇宙工学の修士号を、また同時にハーバード大学において医学の学位も取得したのである。
博士のその他の主要な業績として、フランスのストラスブールに国際宇宙大学 (ISU) を創設したことが挙げられる。 1987 年以降 ISU では 87 カ国からなる世界的宇宙共同コミュニティーの将来のリーダーとなりうる 2,200 人以上の者に対し大学院レベルの教育を行っている。 ISU はディアマンディス博士の持つ、全人類の利益を考えた平和で豊かな無限大の未来像を宇宙関連研究・宇宙探査・宇宙開発により実現するための組織なのである .
ディアマンディス博士はこのように語る。「当初私は NASA の飛行士になりたかったため、結果多くの学位や民間パイロットやスキューバの資格を取得することとなったのです。」「しかしその中で、私は私的な形で宇宙旅行に関わってきました。私は宇宙フロンティアの開発は人類の未来に欠かせない事実であり、その目的において宇宙を民間によるビジネスの対象の場とすることは重要なことだと信じております。これは私の信念ですが、未来を予測する最良の手段は自分自身で未来を創造してゆくことなのです。」
ディアマンディス博士によるその他の主要な業績
2004 年- ロケットレース連盟を共同設立、現在その会長に就任 - インディーカーレースの刺激とロケット工学の試みを合体させるという構想の下、この連盟では空中の 3D レース用コースにおいてロケット飛行機を競合させるというレースを開催する。レースは来年から始まる予定である。
1997 年- Space Adventure Ltd を共同設立 - Space Adventure は宇宙旅行代理店のリーダー的存在である。 Space Adventure は 2001 年に人類初の宇宙旅行者となったデニス・ティト氏の国際宇宙ステーションへの飛行に関連する手配を行ったことで最もよく知られている。
1996 年- Xプライズ財団を設立、現在会長及び経営最高責任者を務める - 成功を収めたアンサリXプライズに加え、ディアマンディス博士はゲノム・水処理・教育・自動車工業など他の産業に関しても賞を設けるという目標のため、財団のトップとしての役目を務めている。
1995 年- Angel Technologies Corporation を共同設立、その会長に就任 - Angel
Technologies Corporation は民間の通信関連会社であり、無線ブロードバンド通信ネット
ワークの開発を行っている。
1993 年- Zero Gravity Corporation の会長及び経営最高責任者に就任 - ボーイング 727-200 型機を用いた米連邦航空局( FAA )認定の無重力飛行体験を提供する世界で唯一の民間宇宙関連企業である。 3 年前の開始以来、 200 人以上の人が無重力飛行を体験している。
1991 年- Constellation Communications, Inc. (CCI) を設立、取締役に就任 - CCI は低高度軌道における電話通信用衛星の設計を志願する 5 社のうちの1つである。
1989 年- International MicroSpace, Inc (IMI) を設立、経営最高責任者に就任 - IMI は低コストでのロケット打ち上げサービスを専門とした宇宙技術関連企業である( ORBEX TM 打ち上げ用ロケットプログラム)。
1987 年- 国際宇宙大学 (ISU) を設立、学長及び最高経営責任者に就任 - ISU は多国籍の学生が様々な宇宙研究を行うための、世界でもトップクラスにある大学院レベルのプログラムである。
1985 年- 宇宙世代財団を共同設立 - 1957 年 10 月 4 日における宇宙時代の到来以降に生まれてきた全ての人々が共通の意識を持つようになることを目的とした非営利団体である。財団では多くの教育・研究プロジェクトを支援している。
1980 年- 宇宙探査・開発学生連盟 (SEDS) を設立 - SEDS は学生レベルの宇宙関連活動組織としては現在世界最大の団体である。
ハインライン賞またはハインライン賞授賞式に関するお問い合わせは www.heinleinprize.com まで。
ピーター・ H ・ディアマンディス博士に関する情報をお求めの方もしくはインタビューをご希望の方は、日本事務局、アストロリサーチ吉田浩まで( heinlein@astro-r.co.jp ) までお問い合わせください。 |
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プレスリリース
即日発表分
2005年1月27日 |
ハインライン賞財団が「ロバート・A・ハインライン記念『未来への飛行』 研究コンテスト」を発表
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今回ロバート・A・ハインライン/ヴァージニア・ハインライン財団の理事より「ロバート・A・ハインライン記念『未来への飛行』研究コンテスト」を発表いたします。
「ロバート・A・ハインライン記念『未来への飛行』研究コンテスト」は各国の学生や若手の研究者の宇宙開発における研究を促進する目的で行われるコンテストです。コンテストの主旨は彼らの手による革新的な研究を認め、これを支援及び促進することにあります。見事に賞を獲得した者には現金と表彰状が授与され、また受賞により彼らの世界における認知度が高まることとなります。
著名なアメリカ人作家であるロバート・A・ハインラインを記念したこのコンテストは人類が共有する宇宙への進出という未来像を実現に近づける目的で創設されました。「ロバート・A・ハインライン記念『未来への飛行』研究コンテスト」はロシア航空宇宙産業革新科学教育団体(RASSIEC)の協力の下、ハインライン賞財団(www.heinleinprize.com)により主催されています。詳しい情報は www.heinleincontest.info でご覧になれます。
コンテストはヨーロッパ・アフリカ・中東の国々の人を対象としています。また、国籍に関わらずヨーロッパ・アフリカ・中東の学校に在籍する学生及び大学院生も応募可能となっています。コンテストの応募者は2005年7月7日時点で30歳以下であるとし、個人もしくは3人以下のチームでの応募とします。また、学術機関のアドバイザーが研究に関わってもよいこととします。
コンテストの応募者は研究の科学・技術・経済面での実現可能性(ビジネス・プラン)を含めることとし、宇宙探査におけるその平和利用及び実際の応用について述べることとします。研究論文はその斬新さ及び独自性、経済的及び社会的貢献度、技術の実用性や研究の意義の大きさ、真実性や投資価値などが考慮され、国際的な専門家のチームによる審査を受けることとなります。
研究論文は2005年5月14日までに提出することとします。上位10点の候補者には審査委員と直接会い、研究についての協議・評価を行う機会が与えられます。その旨を記した招待状が送られることとなります。優秀な研究に対する賞の授与は2005年7月に行われます。なお、授賞式はロバート・A ・ハインラインの誕生日である2005年7月7日となります。
賞金はそれぞれ一等賞が3,500米ドル、二名に贈られる二等賞が1,500米ドル、三名に贈られる三等賞が1,000米ドルと規定されています。受賞チームのアドバイザーにはそれぞれの賞において1,500米ドル、500米ドル、300米ドルが授与されることとなります。
「ロバート・A・ハインライン記念『未来への飛行』研究コンテスト」の受賞式の開催地は未定ですが、ヨーロッパ域内の宇宙研究・産業センターにおいて行われます。
コンテストはハインライン賞の一部であり、民間宇宙事業の促進を目的として賞金を授与することとなります。ただし、ハインライン賞は宇宙航空産業界における民間事業の実用的成果に絞ったものとなっています。このハインライン賞の受賞者は将来における宇宙航空の進歩に直接関わることになるかもしれないのです。
「ロバート・A・ハインライン記念『未来への飛行』研究コンテスト」は現代SF小説の草分け的存在の1人とされているアメリカ人ベストセラー作家ロバート・A・ハインライン及びその妻ヴァージニアを記念したものです。ロバートとその妻であるヴァージニアは共に民間の力による人類の宇宙への進出を積極的に支援してきました。ハインライン賞は彼らが夢見た宇宙における人類の未来を実現に近づけるような民間宇宙事業を促進し、その成果を称えることを目的としています。
ハインライン賞財団の主旨に関するコメント: |
「ロバート・ヴァージニアのハインライン夫妻の遺産は人類が共有する宇宙への進出-月・惑星への進出-という夢のためにあるのです。」
「宇宙は限られた少数の人たちだけの領域ではありません。夢、そして未来は私たち全て、つまり全ての人類や国の人々共有のものなのです。宇宙はロバート・ハインラインの未来観に共鳴する子供の心にあります。そして宇宙はすばらしい可能性をひめた、未来を見つめる私たちの夢なのです。」
「私たちが小惑星で採掘を行ったり火星の砂の上を歩いたりする時代がいつか来ることでしょう。そのような時代には私たちは全人類の利益のために宇宙で生活したり仕事をしたりすることとなるでしょう。そして私たちは夢を見る人・努力をする人であれば誰もが生活できる大きな場所を確保することとなるのです。そのようなことは可能であり、また実現されるべきなのです。」
「今日民間宇宙事業の発展を築き上げるべく努力をしている皆さんにより明るい未来が切り開かれるのです。」 |
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プレスリリース
2004年10月4日発表分 |
ハインライン賞財団が「スペースシップ・ワン」を表彰
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ロバート・A・ハインライン/ヴァージニア・ハインライン賞財団ではモハベ航空宇宙ベンチャーチームとその「スペースシップ・ワン」の飛行の成功を表彰することとなりました。
民間の資金をもとに作られた宇宙飛行機の打ち上げは軌道域外への到達後地球の大気圏へ帰還しモハベ宇宙航空基地への無事着陸した功績により、今朝早朝に発表されるアンサリX賞を受賞することとなるようです。X賞では世界中の最も優秀な事業家やロケット専門家の競合を通した宇宙観光産業の飛躍的始動を目的として1,000万ドルの賞金が授与されます。
「スペースシップ・ワン」の宇宙飛行はポール・アレン氏による資金拠出、バート・ルータン氏による設計及び製作、ブライアン・ビニー氏による操縦により行われ、1957年のスプートニクとまさに日を同じくしての打ち上げでした。「スペースシップ・ワン」は6月21日に宇宙への最初の試験飛行が行われましたが、マイク・メルヴィル氏の操縦の下9月29日に帰還し、X賞の受賞候補となった飛行において最初の成功を収めたのです。
ハインライン賞とX賞は人類の未来が宇宙への進出に見つけられるという楽観的かつ進歩的な発想、またその達成は民間の宇宙ベンチャー事業により成し得るとの信念において共通しています。ただし、ハインライン賞は宇宙航空産業界における民間事業の実用的成果に絞ったものとなっています。このハインライン賞の受賞者が将来における宇宙航空の進歩に直接関わることになるかもしれないのです。
ハインライン賞は著名なアメリカ人作家であるロバート・A・ハインラインを記念したものです。ロバートとその妻であるヴァージニアは共に民間の力による人類の宇宙への進出を積極的に支援してきました。ハインライン賞は彼らが夢見た宇宙における人類の未来を実現に近づけるような民間宇宙事業を促進し、その成果を称えることを目的としています。
ハインライン賞は民間宇宙事業において実用的な成果をあげた個人または複数の人に対して送られるものです。
受賞者にはメダル・表彰状・賞金が授与されることとなります。一等賞は財団により500,000米ドルと規定されています。
ハインライン賞の募集は世界規模で行われています。
財団の理事はアート・デュラ、バックナー・ハイタワー、ジェームズ・M・ヴォーンの3人により構成されています。 |
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プレスリリース
2003年9月29日発表分 |
民間宇宙事業にスポットを当てた賞
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ハインライン賞は民間宇宙事業の実用的成果に対する授賞を目的に新たに設けられた賞であり、その発表がドイツのブレーメンにおいて開催された第54回国際航空宇宙会議で行われました。ここではロバート・A・ハインライン/ヴァージニア・ハインライン賞財団の理事により第1回ハインライン賞の一等の賞金は500,000米ドルとなることが発表されました。
ハインライン賞は毎年民間宇宙事業の分野で実用的成果をあげた1人もしくは複数の受賞者に対して送られることになると思われますが、財団理事側ではこの賞は企業や政府の援助を受けた事業ではなく民間の個人による功労を称えるものであり、また世界規模の視点に立ったものであることを強調しています。
3名の財団理事の1人であるテキサス州ヒューストンのアーサー・M・デュラ氏は「ハインライン賞は民間による宇宙空間利用の進展を促進するために設けられたものです。」と語ります。また、「この目的を成し遂げるため、財団理事としては世界中の宇宙事業において名を成している方々で構成される顧問委員会の設置を考えています。顧問委員会のメンバーは民間による宇宙空間利用の進展に精通している者で、ハインライン賞候補者の審査を行ったり独自に候補者を選考したりします。そして理事は顧問委員会の推薦に基づき受賞者を選ぶこととなります。このハインライン賞は毎年7月7日に授与されます。」とのことです。
財団理事は現在顧問委員の選考を行っているところです。顧問委員が発表されるまではハインライン賞の受賞候補者はウェブサイト
www.heinleinprize.com を通して理事により直接選考されることとなります。
ロバート・A・ハインライン/ヴァージニア・ハインライン財団の理事はテキサス州オースティンのデュラ氏とバックナー・ハイタワー氏、そしてテキサス州ヒューストンのジェームズ・ミラー・ヴォーン氏により構成されています。
ハインライン賞は著名なアメリカ人作家であるロバート・A・ハインラインの業績を称え設けられた賞です。人類が宇宙へ進出する序章となったこの50年近くに著されたフィクション作品を通じ、ハインラインは民間宇宙事業による人類の宇宙への進出を支持してきました。1988年にハインラインが亡くなった後には、妻であるヴァージニア・ガーステンフィールド・ハインラインが人類の将来を宇宙の中に見い出した夫の未来に対するヴィジョンを実現に近づける目的で財団を設立しました。そして今年初めハインライン女史が逝去した後には彼女の遺産からハインライン賞の基金が拠出されることとなったのです。 |
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